日本初の産学連携支援組織として誕生した歴史ある研究所です。
産官学連携が日常化する遥か以前、旧制米沢高等工業学校(現在の山形大学工学部)の秦逸三 教授(帝国人造絹糸株式会社(のちの帝人)創設者)は地元産業界と連携しながら、人造絹糸の製法を確立し、工業化に成功しました。このことがきっかけとなり、1947年5月、地元産業界の熱意によって、旧制米沢高等工業学校内に、日本初の産学連携支援組織、当財団の前身である「地方産業研究所」が設立されました。
産・官・学の緊密かつ適正な連携を促進し、実践的工業技術の開発を主眼とする研究の振興を図り、地域社会の科学技術、産業の発展に寄与することを目的としています。技術相談、研究助成(研究奨励金、委託研究、共同研究)、その他産官学連携事業助成(講演会、シンポジウム、セミナー等)を、随時受け付けております。